院内の設備
診療理念
痛みやしびれなど症状は患者さま一人一人で微妙に異なります。治療する前に診断が確かであることが必要です。当院ではレントゲン、MRI、骨密度測定器、エコーや血液検査による正確な診断を行い、治療方針を決定します。そこで薬による治療やリハビリテーションを提案いたします。
リハビリテーションにおいてもこだわりを持ち、レッドコードという“パッシブ(人にまかせる方法)”ではなく“アクティブ(自ら努力する方法)”な運動療法などを選任のスタッフが指導いたします。2012年11月からはパワープレートという1秒間に30〜50回の3次元的に振動する器械の上で運動することにより、短時間で効果的な筋力トレーニング、2015年10月からはキネシスというマルチトレーニングマシンによって胸部や背部、腹筋など特定の筋肉から全身の筋力・バランス・柔軟性・持久力をバランスよくトレーニングすることができるようになりました。2018年11月からはスキルランという汎用性の高いランニングマシンを導入して歩行からランニング時の体力や筋力の強化にも取り組んでいます。また運動療法だけではなく超音波治療器や低周波(干渉波)刺激装置、ウォーターベッドなどの物理療法機器も完備しております。それらを組み合わせることによって患者さま一人一人に合わせたリハビリテーションを提供いたします。
血液検査で不足しがちな栄養素やビタミン、ミネラル、微少金属などのバランスを確認することによって身体の中から起こる痛みや痺れなどに対して薬や本当に必要なサプリメントを紹介することも行っております。
いままで腰痛、肩や膝の痛みのために日常生活に不自由を感じていた患者さまの回復を目指すだけでなく、痛みや関節の制限のために満足にゴルフやジョギングができない方の運動能力の向上にもチャレンジしたいと考えています。
骨粗鬆症の患者さまの予防と治療にも積極的に取り組み、快適なセカンドライフを楽しんでいただけるようにしたいとも考えています。
札幌山の手整形外科 院長 中野秀昭
院長プロフィール
中野秀昭 Hideaki Nakano
その後の研修病院として
帯広厚生病院
国立療養所西札幌病院
苫小牧市立総合病院
帯広厚生病院
市立小樽病院
札幌社会保険総合病院
北海道大学病院
市立三笠総合病院
市立札幌病院
帯広厚生病院
札幌厚生病院 整形外科主任部長を歴任し
平成21年11月2日(月) 札幌山の手整形外科 院長
開業への思い

院長 中野秀昭
当院では入院設備を持っていませんが、MRIや腰椎・大腿骨骨密度測定(DXA)、エコーといった精密検査機器を完備しております。患者さまには納得していただける治療を提供できるように努力しております。手術治療は当院では出来ませんが、手術をしなくても病状を正確に診断することによって痛みや運動制限を改善できる方法は数多くあります。お困りの方はレントゲンとそれでは見えない筋肉、神経、軟骨、半月板、靭帯といった組織に対してMRIによる精密検査を行うことをお勧めします。痛みの原因は何が考えられるのか、どのようにして治療を行うことが必要なのかを十分説明させていただきます。そのあとに薬、湿布、ヒアルロン酸などの関節注射、神経ブロック治療、ハイドロリリース、筋肉の過度の突っ張りを改善させる低周波治療やマッサージ、そしてレッドコードなどを用いた運動器リハビリテーションを行います。病状によっては治療に時間がかかることもありますが、あせらずに治療を行うことも大切です。
痛みやしびれ
膝の痛み、腰痛、肩こり、肩の痛み、手足のしびれなどで我慢していませんか?
マッサージなどに通ったりや市販のサプリメントなどを勧められたり、いろいろ試しても良くならないと悩んでいませんか?
年だから仕方ないとか、病院で薬をもらっても良くならないとあきらめていませんか?
大切なのは、痛みや痺れの原因を確かめることです。
レントゲンで発見できる異常なら治療も容易でしょう。
しかし、痛みやしびれの原因はレントゲンだけでは見えないものがたくさんあります。(膝の半月板、腰や首の椎間板や脊髄の神経、肩の腱板、ときには知らないうちに低下している骨密度、鉄や亜鉛やビタミンなどの栄養素の不足など)
MRIや骨密度検査(腰椎・股関節)などの精密検査機器を駆使して正確な診断を行い、その病態に合わせて治療法を選択することが大切なのは言うまでもありません。当院では当日中にMRIなどの精密検査を行い、その日のうちに結果を説明し治療を開始することが可能です。症状に合わせて血液検査などを行って栄養指導も行っています。
初めての患者さまでも、電話で検査の予約も受け付けております。
代表的な疾患
膝の痛み
変形性膝関節症
階段を使うと膝が痛い |
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正座が出来なくなった |
イスから立ち上がろうとしても膝が痛くて手で支えないとつらい |

腰痛、下肢のしびれ
急性腰痛症、腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、脊椎圧迫骨折、骨粗鬆症
急に腰が痛くなった |
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腰痛を我慢していたら背が縮んできた |
歩くと足に痛みやしびれが走る |

レントゲンだけでは正確に判断できない場合もあり、MRIで椎間板ヘルニアが見つかったり、神経の通り道が狭くなっている「腰部脊柱管狭窄症」が見つかるケースも少なくありません。痛み止めだけでは効果が不十分で、血流を良くする薬を併用して回復する可能性もあります。
高齢の方は腰痛を我慢していたら背が縮んできて「骨粗鬆症による脊椎圧迫骨折」を起こすことも稀ではありません。レントゲンには写らないがMRIでは確認できる骨折もあります。レントゲンで骨折はないと診断されても2週間以上痛みが続く場合はMRIをお勧めしています。痛み止めだけでは改善せず、コルセットと骨粗鬆症の治療で改善することもあります。
提携病院 (リンク先)
石狩中央整形外科 |
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いとう整形外科病院 |
NTT東日本札幌病院 |
札幌厚生病院 |
市立札幌病院 |
市立病院前整形外科クリニック |
手稲渓仁会病院 |
ていね整形外科リハビリクリニック |
斗南病院 |
ふかざわ病院 |
北海道医療センター |
北海道大学病院 |
八木整形外科病院 |